さがみはら中央区 人物風土記
公開日:2013.10.24
地元からの推薦で県知事より交通安全功労者表彰を受ける
西田吉秀さん
青葉在住 72歳
体が動く限り安全指導
○…子どもたちの安全を守る交通指導員を今年6月に引退するまで25年務めあげた。事故防止に長年取り組んだ功績が称えられ、市安全・安心まちづくり推進協議会光が丘支部の推薦を受け、11月に県知事から交通安全功労者表彰を受ける。引退はしたが、今でも近所の横断歩道で旗振りを行うなど、地域の安全活動へ積極的に参加している。「できる範囲で続けていきたい」と前を見つめた。
○…交通安全運動への関わりは40数年前、相模原交通安全協会青葉支部に入会したのがきっかけ。「自分も車を運転しているので、何か役に立ちたい」という気持ちだった。本業の傍ら、春夏秋冬の交通安全運動や地域の催しで、交通事故防止を呼びかける日々。交通指導員に就いてからは、活動範囲が市内全域に広がり、一層慌ただしくなった。桜祭りや上溝祭りなどの交通誘導にも尽力。休日返上での活動を続けられたのは、家族の理解があったからこそと感謝している。
○…幼い頃から、手先が器用で物づくりが大好きだった。その甲斐あってか、今では水道管などを扱う設備会社を経営している。地域のお祭りでは、得意の工作を活かし、猫バス、消防車、船、機関車トーマスなど、子どもたちが大勢乗れる乗り物を手作りし提供。子どもたちが目をキラキラさせながら、乗り物で遊ぶ姿を見ると、「こちらも笑顔になります」と笑った。
○…交通事故で一番多い自転車事故を少しでも無くしたいという思いを長年持ち続けている。交通指導員を引退したことで生まれた時間を活用し、今年の夏、交通安全高齢者自転車神奈川県大会にも出場。正しい自転車の乗り方や技術を競う大会でチーム3位に輝いた。11月に光が丘で開催される「ふれあい・いきいきフェスタ」では、自転車の安全な乗り方を高齢者へ指導する教室を行う予定だ。交通事故の悲劇が生まれない未来へ。体が動く限り安全活動にまい進していく。
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