神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

市内で洋画家として活躍している 鈴木英子(えいこ)さん 上矢部在住 67歳

公開:2013年11月21日

  • LINE
  • hatena

生涯現役アーティスト

 ○…デフォルメされた少女や動物、生い茂る植物をモチーフに幻想的な世界を油彩を使って描く洋画家。弱肉強食の現実世界ではあり得ない、人とさまざまな動物が対等に共存している世界を描くことで、人を含めたすべての生き物が安心して生きていける楽園を表現する。現在、相模原市民ギャラリーで展覧会を開催している。

 〇…最初は、「玄関にバラの花の絵でもあれば」と始めた趣味の一つだった。幼い時からよく絵を描いていた訳でもなく、小・中の授業以外で美術を専門的に学んだ経験もない。あくまで趣味として絵画を楽しんでいた。そんな時、40代半ばにして、参加していたカルチャー講座の講師に勧められ、100号(はがき約100枚分)サイズの作品制作に挑戦。その矢先、大病を患う。苦しい治療が続く中、それでも絵を描くことはやめなかった。制作に集中することで、治療の辛さを忘れられ、精神を安定させることができた。手をかけて育てたわが子のような作品に、日の目を見させたいという一心で作品を死にもの狂いで仕上げ、100年の歴史を持つ美術家団体、光風会の作品展に出品。初入選を果たした。

 〇…根っからの幹事気質。同じ画家の仲間同士で集まる時には、会場の手配や予約など幹事役を頼まれ、役目を全うする。その場がしらけないよう徹底的に盛り上げる。「もともと、お酒を交えて、ワイワイガヤガヤするのが好き」。そんな彼女の周りには、自然と人が集まってくる。

 〇…「死ぬまで現役でいたいわね」。一日でも長く、一枚でも多く絵を描いていたい。病気療養中は苦しかった制作活動も今では、楽しくて仕方がなく、自己表現の一つとなった。自身の絵を見てくれる人には生命力のエネルギーを感じてほしい。今度は自分が生死の淵をさまよったからこそ伝えられる、生きることの素晴らしさや元気を、絵画を通して人々に与えていく。
 

さがみはら中央区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

中川 裕可里さん

機織り職人として活躍し、大島紬の継承に注力する

中川 裕可里さん

相模原在住 34歳

4月11日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月21日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

3月2日に相模原市民会館で開催された寄席に出演し、若手落語家として活躍している

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

3月14日

佐藤 利章さん

10周年を迎えたNPO法人車椅子の会サイレントフットの会長を務める

佐藤 利章さん

南区在住 59歳

3月7日

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook