さがみはら中央区版 掲載号:2015年9月17日号
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麻布大学125周年事業 「いのちの博物館」開設 地域密着の教育施設に

教育

館内の展示物の解説をする博物館の高槻成紀氏(上)テープカットの様子(下)
館内の展示物の解説をする博物館の高槻成紀氏(上)テープカットの様子(下)
 前身となる「東京獣医講習所」の創立から125周年を迎えた学校法人麻布獣医学園・麻布大学(淵野辺)は12日、関係者らを招き、記念式典を行った。当日は、125周年事業の目玉として同大の敷地内に開設された「麻布大学いのちの博物館」のオープニングゼレモニーも開催。資料館として、在学生の教育施設に利用するほか、研究の歴史や成果を発表する場として、地域住民に無料開放する。

 「地球共生系」を理念として掲げる麻布大学は、獣医学だけにとどまらず環境問題にも取り組んできた。大学で研究を行うと、標本や学術的に価値のある資料が生まれるため、かねてから、その研究成果の発表や資料公開の場などとして「学術展示」を学内の一角で定期的に行ってきたという。しかし、さらに長期的・有効的に資料を保管していく手段を探る中で、1995年に「獣医資料館」開設の構想が浮上。全国の関係各所に資料の提供などの要請を始めた。

 その後、開設準備委員会を進める中で、「いかに教育に活用していくか」との流れを受け、博物館構想へと移行。地域住民や近隣の小中学生にも学びの場を提供することを目的に、無料で一般開放もすることとなった。「20年かけてやっとできた。これからがスタート。近隣の子どもたちに役立つような地域に根差した施設にしていきたい」と前・理事長兼学長の政岡俊夫顧問は話す。

 12日には、125周年の記念式典と共に開館を祝ってテープカットや除幕式も行われ、同大同窓会からは、創立者の與倉東隆(よくらはるたか)氏の胸像などが寄贈された。

 館内には、大学紹介や研究成果の発表のほか、大正2年に寄贈されたもので、戦時中の空襲被害を免れた動物模型や、イヌやブタの品種改良による変化が分かる骨格の標本などを展示。在学生らの学びの場としても活用されるほか、博物館の解説員などの活動を行う同好会も発足予定という。加えて、小学生にも解るようにと、展示物の多くはふりがなが振られ、中には、通常の博物館では珍しい、実際に動物の骨に触れる「ハンズオンコーナー」も。今後は小中学生を対象に、標本作りなども企画されており、同館開設準備委員の高槻成紀氏は、「動物の大きさと形を体感してもらえたら」と話している。

 開館は火曜〜土曜日の午前10時〜午後4時まで(日・月曜と祝日は休館)。入場無料。詳細は同大【電話】042・754・7111へ。

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