公益社団法人相模原法人会青年部会長に就任した 林 大介さん 相模原在住 41歳
「伝承と進化」掲げ地域活性
○…50歳未満の経営者らで構成される相模原法人会青年部の会長に就任した。30年以上の歴史を持ち、100人超が加盟する同部会の代表として「伝承と進化」をテーマに掲げる。先人たちが培ってきた文化を継承しつつ、時代のニーズを踏まえた事業を行うことで、「地域の活性化につなげたい」という思いを込めた。メンバー同士の交流を強化し、長年取り組んできた租税教育にも、一層力を入れる覚悟だ。
○…20年ほど前、市内に、ビル・オフィスクリーニングを行うおそうじ隊501のFC加盟店「ハヤシ美掃」を父・母の家族3人で立ち上げた。父が他界した現在は、代表取締役を務める。法人会青年部には、20代後半の頃、先輩からの誘いで入会した。当時の青年部は、自分より年齢が少し上の先輩が多く、年が近い分、立ち振る舞いや仕事の進め方など、刺激を受けることも少なくなかった。活動を通じて生まれた仲間との絆は、今でもかけがえのない自身の財産だ。
○…生まれも育ちも相模原。小中高の青春時代は野球に熱中し、白球を追いかけた。経営者として汗を流す現在は、「あまり休んでいません」と苦笑い。それでも5月のGWには、中学生の二人の娘を連れて、箱根を満喫。ひと時の憩いとなった。
○…会長としての任期は2年。ここ4年で会員が倍増する一方、活動への出席率低迷が課題に。そこで市内の各会員が少しでも参加しやすくなるよう、各地区を回り会議を行う移動式会議を始めたほか、親睦研修を発展させ、地域の課題などを掘り下げて学ぶ機会も創出した。地元の祭りにも積極的に参加し、他団体との交流も強化する。次世代を担う若手経営者の育成にも取り組んでいく。租税教育ではオリジナリティー溢れる活動などが表彰対象となる青年部全国大会出場をめざす。「伝承と進化」を胸に、部会を、そして相模原をもっと元気にする。
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