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さがみはら中央区 スポーツトップニュース

公開日:2016.10.20

大沢中出身西山さん
2千m障害で全国優勝
「来年はインターハイへ」

  • 加山市長から称賛の楯を受け取る西山さん(左)

 大沢中学校(緑区)卒業生の西山未奈美(まなみ)さん(白鵬女子高校2年)が、この夏に行われた「第4回全国高等学校陸上競技選抜大会」女子2000m障害物で全国優勝を果たし10月12日、市役所を訪れて加山俊夫市長に優勝報告を行った。

 この選抜大会は女子の棒高跳や三段跳、ハンマー投など、インターハイでは実施されていないオリンピック種目の普及・強化を図る大会。他種目からの参加者も多く、主催の日本陸上競技連盟が定めた記録に到達した幅広い競技分野の強豪選手が集まっている。

 今年は8月27・28日に大阪府で開催され、西山さんが女子2000m障害物で優勝。西山さんは「正直優勝出来るとは思わなかった」と謙遜するが、170cmの長身を活かした長いストライドで後続の追撃を1秒10振り切り、6分50秒20の好タイムで優勝した。

 西山さんは、大沢中から陸上の県内屈指の強豪である白鵬女子高に憧れ、進学。毎朝4時に起きて、朝練を行うなど練習を重ね、1年半余りでその才能を開花させた。12日は、母親とともに市役所を訪問し、西山さんは「昨年のこともあり、最初は優勝など考えられなかったが、実際にフィールドに立つと負けたくないという気持ちが強くなりました。実際に優勝出来て嬉しいです」と報告。これを受け加山市長は「すばらしい活躍は、若い人の励みになります。次の目標に頑張って頂くとともに、練習を重ねてぜひとも東京オリンピックに出てもらいたい」とエールを送っていた。

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