さがみはら中央区版 掲載号:2017年4月27日号 エリアトップへ

(株)リガルジョイント社長で、4月に相模原市青年工業経営研究会(青工研)の会長に就任した 稲場 純さん 南区大野台在住 41歳

掲載号:2017年4月27日号

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背中で伝える「成長の喜び」

 ○…未来の地域経済を担う42歳以下の経営者が集い、市内産業について研究する青工研の新リーダーに就いた。今年度の活動指針は「心技体を磨け!」。時代のニーズをつかみ、経営者として激流の時代を生き抜くには、己を厳しく律し、心身ともに健康であることが必要との思いからだ。休みが重なれば青工研の仲間を集め、マラソン大会に挑む。言葉だけでなく、行動でも会を牽引していく。

 ○…「ポジティブ思考」で自らの道を切り開いてきた。大学卒業後、IT関係の会社に就職し営業マンとして鍛練を積む。その後、通信機器会社に引き抜かれ、シンガポールの拠点作りに抜擢。異国での任務にも「不安より楽しみの方が大きかったから」と挑戦を決意。国籍も文化も異なる部下とアジア市場を開拓した。帰国後、創業者の父親から誘いを受け、流量計などを製造する「(株)リガルジョイント」に入社。翌年、青工研へ加わった。何の知識もなく飛び込んだが、そこは一国一城の主が切磋琢磨する厳しい世界。辛辣な言葉を掛けられることもあったが、「人に言われたことを素直にやろう」と前向きに捉え、経営者として自らを高めてきた。

 ○…「べったりですね」。近頃は4歳と1歳を過ぎた娘の虜。平日は社業と青工研で多忙を極めるため、ゆっくりと愛娘と触れ合えるのは休日。「この前、娘と映画を観に行きましたが、気付いたら私だけ号泣していました」。そんな涙もろい性格の持ち主でもある。

 ○…リーダー就任と同時に青工研最後の年を迎える。入会時期の遅れから会員の在籍期間が短くなるなど会の伝統を継承するのが難しくなりつつあるが、前向きな姿勢は忘れない。会長が率先し、経営を学ぶ新企画も考案中だ。そうした機会で後輩に伝えたいのは「成長する喜び」。「活動の中では上手くいかず苦しいことも多いが、会を通じて成長することの素晴らしさを背中で伝えていきたい」

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