相手の左サイドを突破し得点に貢献したチッキーニョ
ＳＣ相模原は21日、Ｊ３リーグ第19節で福島ユナイテッドＦＣと相模原ギオンスタジアムで対戦し、１対１で引き分けた。今節を終えＳＣは９位につける。
今季初の３連勝をホームで狙うＳＣ。これまで全試合でフル出場したＤＦ梅井大輝が累積警告による出場停止の中での一戦となった。
試合は気温30度を超える暑さのなかキックオフ。前半16分にＭＦ保崎淳のクロスにＦＷジョン・ガブリエルがヘディングで合わせるも相手ＧＫに制止されてしまう。その後は先制の機会は作れず、スコアレスで折り返した。
後半は福島にペースを握られ後半22分、相手ＦＷの放ったシュートがＤＦ森本大貴に当たると、ボールはコースを変え枠の中へ。福島に先制点を与えてしまう。だが相手の先制から９分後、ＳＣにもチャンスが訪れる。ＦＷチッキーニョが左サイドを突破しクロスをあげると、ジョンがスライディングで押し込み同点に。後半40分には、ＭＦ谷澤達也のクロスに反応したジョンが相手と競り合いながらゴールネットを揺らすも、ファールをとられ得点は認められず。その後も追加点はあげられず、勝ち点３をつかむことはできなかった。
試合を終え西ヶ谷隆之監督は「後半の苦しい部分で修正できなかった。課題として次に繋げたい」と振り返った。
ＳＣは７月28日（土）午後５時から、中断前最後の試合で、ホームにリーグ２位のアスルクラロ沼津を迎える。
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