自転車の安全な利用を推進するために昨年施行された条例に基づき、7月から保険加入が義務化され約2カ月が経過した。現在、保険に加入する市民が増加している。
自転車保険のプランを用意している損害保険ジャパン日本興亜(株)神奈川支店町田支社では義務化以降、相模原市民からの保険に関する問い合わせが増加。担当者は「加入者も増えている」と話している。
一方、「赤色TSマーク付帯保険」の加入も進んでいる。これは自転車安全整備店で1年に一度、自転車の点検・整備を受けてTSマークを貼ってもらうと保険が付帯されるもので、メンテナンスと保険加入が同時にできることから、登録者が増加している。南区相模台で自転車店を営む県自転車商協同組合の矢島定昭理事長は「義務化前と比べ、TSマークの登録者が4割近く増加した。保険に加入して、安心安全に自転車を利用してほしい」と話している。
なお市では、「自動車保険や火災保険に、自転車事故に対応した個人賠償責任補償特約が付いている場合があるため加入状況を確認ください」と呼びかけている。
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