相模原市橋本倫理法人会の会長に就任した 筒井 健さん 緑区橋本台在住 59歳
「会社を、地域を元気に」
○…地域の経営者が集まり、トップ自らが純粋倫理を学び、変わることによって社員や社風に変化を与え、健全な繁栄を目指すことを目的とした「倫理法人会」。現在、日本全体で約6万7千社、橋本倫理法人会には69の企業が加盟する。会のモットーは「明るく楽しい会」。主な活動となる毎週土曜日の「モーニングセミナー」の後にはコーヒータイムを設け、会員同士の交流を図っている。「比較的若い人や女性会員が多いのが特徴。幅広い分野の方がいて、ここでの交流や情報交換は経営にも役立っている」と説明する。
○…今年15周年を迎えた会には、父親が創立メンバーとして参加していた。父親が亡くなった4年前から父の意志を継ぎ入会。以来、積極的に活動を行い、近年は地域の子どもに地元企業の職場体験や、一流スポーツ選手と交流の場も設けている。「橋本はリニア駅の開設など非常にポテンシャルが高い地域。少しでも地域に貢献できる活動を行っていきたい」
○…ボーイスカウト相模原第五団(橋本地区)の隊長として、週末は中学生らとキャンプ、ハイキングや募金活動・清掃活動などに汗を流す。中学生は部活動が中心となり、限られた時間の中でのボーイスカウト活動となるが、「積極的に参加し、自主的に活動してくれている。彼らの姿を見ると頼もしい」と嬉しそうに話す。
○…ポリエチレン加工品を中心に生産する「ツツ井産業(株)」を営む。「製造業は人件費の安い海外に拠点が流れ、ここ橋本でもだいぶ会社が減った」と現状に危機感を持つが、地域全体としては力強い活気を感じ、明るい未来を感じている。「商業ばかりでなく、我々中小の町工場が元気になり、橋本を活性化していければ」と話した。
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