神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

LCA国際小6年生 岡島さんが国連英検合格 児童では全国で1人

教育

公開:2020年3月19日

  • X
  • LINE
  • hatena

 日本国際連合協会が主催する「国際連合公用語英語検定試験」(国連英検)で2番目の難度となるA級に、LCA国際小学校(緑区)の岡島花蓮さん(南区在住/12歳)が合格した。今回A級に合格した児童は岡島さんのみで、同校は「英語の能力だけでなく国連に関する深い知識を問われるため、難しい資格のひとつ。英語教育に力を入れている本校でも合格は初めて」と話している。

 同試験は国連普及活動の一環として実施されている。岡島さんが合格したA級は英検1級やTOEIC900点以上に値すると言われており、一次試験では文法問題のほかに作文も出題。二次試験では国際情勢に関する知識を問われる面接、討論が課されている。

2度目の挑戦

 岡島さんは帰国子女ではないが、幼少期から家庭で英語の本を読み聞かせしてもらうなどして語学に親しんできた。3歳から同校のプリスクールに通い、5歳の時に英検3級に一度目で合格。小学4年生の時には英検1級を取得した。

 英検を通じて国際社会に興味を持つようになった岡島さんは、国際情勢の勉強も兼ねて国連英検の受験を決意。「英語の学習が趣味」という言葉通り、学校から帰宅すると単語帳をめくり、イギリスBBCラジオを聴き耳を慣れさせた。休日は母の晶子さんと英字新聞の1面を読み、討論するなど熱心に取り組んだ。

 昨年の5月に同試験の最難関となる特A級と、2番目の難度のA級を受験。両級とも点数が足りず、1次試験で不合格となった。文法や語彙を徹底的に復習した岡島さんは、10月に挑んだ受験ではA級の一次試験を突破し、12月に行われた二次試験も合格。特A級は規定の点数にあと1点届かず、一次試験で涙をのんだ。現在は今年行われる同試験に向け、対策に臨んでいる。

 同試験を通じ、「国連関連の仕事か国際弁護士になりたい」という夢を持った岡島さん。「難しくても理解できるとうれしい。合格できてよかった」と笑顔を見せた。
 

相模原市のご葬儀

ニーズに応じた家族葬プランをご用意

https://ceremonyhouse.jp

<PR>

さがみはら中央区版のトップニュース最新6

過去最多53万人来場

市民桜まつり

過去最多53万人来場

市制70周年 華やかに彩る

4月18日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月18日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月11日

障害者支援の窓口開設

障害者支援の窓口開設

区内初「キーステーション」

4月11日

老木対策で維持管理

老木対策で維持管理

さくら通りの並木

4月4日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook