さがみはら中央区 社会
公開日:2020.09.24
市内キャラ、「持ち場」で活躍
企業などで周囲に影響
市内の企業や学校、団体で独自のキャラクターをつくり、PRなどに用いて周囲を元気にしている様子が見られる。中には、30年近く子どもたちを見守ってきたものや、今夏新しく誕生した商業施設のキャラクターなどがいる。
園児ら見守る
2011年以降のキャラクターブームが起こる以前から活躍しているのが渕野辺ひばり幼稚園(淵野辺)のぴっぴちゃん。園の名称の入ったロゴを新たに制作するのにあたって専門業者と話しを進めるうちに独自のキャラクターをつくってみよう――ということになったのだという。
「相模原市の鳥、ひばりをコンセプトに何種類か候補を出してもらって。その中から選んだのが今のイラストです」と手元にあるぴっぴちゃんのイラストに目を向ける八木肇理事長。
大きいトサカが特徴のぴっぴちゃんは園の外壁やスクールバス、お便りなどに登場し、季節や行事に合わせて、遠足のスタイルだったり、運動会バージョン、正月には振袖を着るなど園児らを楽しませてきた。保護者ら向けにつくられた園の「動画通信」では「声」も披露。男前の声にママらのファンも少なくないという。「振袖を着ることがあるのですが、ぴっぴは男の子なんですよ」と八木雅人園長はおどける。
八木理事長は「これからも、ぴっぴには友だちとして子どもたちを見守っていってもらいたい。もうすぐ親子2代でぴっぴと友だちだったという家庭が出てくるかな」と笑顔を見せている。
固くを「柔らかく」
一方で、敷地内の池から誕生したキャラも活躍中のようだ。
それは、南区の流体機器を取り扱う「リガルジョイント」のリガエル。2013年に創業40周年を記念して生まれたというこのカエルは同社敷地内にある小池に毎年やってくるカエルがモデルといい、「福かえる、無事かえるで幸福、安全なという意味などが込められています。当社に幸せを呼んできてくれています」と同社担当者。キャラ制作以来、営業担当の名刺などに入れると、商談の際、「なんですかこのカエル」といった風に話題になることが少なくないのだという。「当社は業務内容から固い会社ととらえられることが多いですが、リガエルが『やわらかい』イメージをつくってくれています」
新登場も
今夏誕生したキャラもいる。
JR相模原駅に隣接する商業施設「相模原イッツ」のイッツくんだ。約7年間、施設の「顔」として活躍してきた初代に代わり2代目として8月末には店頭に登場。早速、人気を集めているようだ。「初代の卒業に合わせ、地域の皆さまから募集し、さまざまな案の中から選ばせていただきました」と施設を管理する新都市ライフホールディングスの保坂伸一郎さん。
およそ200件の応募の中から選ばれた2代目はイッツのアルファベット読みの「i」がキャラ化されたイラストで、「上へ昇っていこうとする気持ちが感じられました」と保坂さんは話し、「幅広い世代のお客さまに愛着をもってもらえるようになってもらいたいですね」と今後も店内やイベントを知らせるチラシなどに登場させていく考えという。
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