さがみはら中央区版 掲載号:2021年1月7日号 エリアトップへ

相模原市立博物館レポvol.20 色々な石展 カラフルな石の世界 地質担当学芸員 河尻清和

掲載号:2021年1月7日号

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縞状鉄鉱層(オーストラリア)=相模原市立博物館提供
縞状鉄鉱層(オーストラリア)=相模原市立博物館提供

 皆さんは石の色と聞いて何色を思い浮かべますか。ビルの石材のようなモノトーンな色合いでしょうか、それとも、宝石のようなきらびやかな色彩でしょうか。宝石はきれいな色をしていますが、私たちの身近にある石については地味な色を想像する方が多いと思います。でも、周りにある石をよく見てみると、いろいろな色をしていることに気付くと思います。例えば、相模川の川原の石を観察してみると、緑、黒、赤茶色など、多彩な色をしています。

 実は石の色はとても複雑です。同じ種類の石でも、違う色をしている場合も多くあります。水晶は普通は無色透明ですが、黒、紫、薄黄色のものもあります。エメラルドとアクアマリンはどちらも緑柱石と呼ばれる同じ鉱物ですが、緑色のものをエメラルド、水色のものをアクアマリンと呼んでいます。

 一つの石の中で部分によって色が違っているものもたくさんあります。単純に一つの色で表現できる石の方が少ないくらいです。リチア電気石は一つの結晶の中で部分によって色が違っている場合が多い鉱物です。中心部が赤色で周囲が緑色のリチア電気石はウォーターメロン(英語でスイカの意味)と呼ばれており、そのほかの色の取り合わせもあります。また、縞状鉄鉱層と呼ばれる石は、赤・金・黒の縞模様がみられます。赤色の部分はチャート、金色の部分は虎目石、黒い部分は鉄鉱石です。このように異なる石が集まって、一つの石を構成していることもあります。

 今回の展示では、石たちを、透明、白、黒、赤、青など、色ごとに分けて紹介し、最後に一つの色では表現できない石を紹介しています。色に着目して石を見ることにより、普段は気にしていなかった石の魅力に触れることができるかもしれません。意外とカラフルな石の世界をお楽しみください。

 展示は1月31日(日)まで開催中。皆様のご来館をお待ちしております。

※博物館および企画展の日程は状況により変更になる場合もあります。来館前に最新情報をHPや電話でご確認ください。

■相模原市立博物館【電話】042・750・8030
 

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