相模原市立博物館レポvol.22 縄文人の生活を探る 考古企画展 「変化の時代を生きた縄文人 相模原市域の縄文時代中・後期文化」考古担当学芸員 長澤有史
2021年4月1日(木)から5月9日(日)まで、相模原市立博物館特別展示室にて、考古企画展「変化の時代を生きた縄文人 相模原市域の縄文時代中・後期文化」を開催中です。
市内には今から約5000年前の縄文時代中期から、約4000年前の縄文時代後期にかけての遺跡が多く残っています。
特に縄文時代中期はムラの数が多く、人口が急激に増加したことが想定されます。ところが、縄文時代後期になるとムラの数が大きく減少し、その規模も縮小していることから、一転して人口減少が進んだ可能性があります。
今回の考古企画展ではこの縄文時代中期から後期への変化に注目し、縄文人の生活とその変化を探ります。
展示は、当時の集落の様子、食料事情、お墓のあり方、石器の材料からみる交流、豊かな恵みへの祈り、といった5つのテーマにそって、市内の遺跡を中心に出土した土器や石器、貴重な土偶などから紹介します。地域の身近な遺跡から、縄文時代の暮らしや歴史を学ぶことのできる絶好の機会となっていますので、ぜひご来館ください。
※新型コロナウイルス感染症等の状況により、企画展が中止または変更になる場合もあります。最新情報はHPや電話でご確認ください。
■相模原市立博物館(高根3の1の15)【電話】042・750・8030【URL】https://sagamiharacitymuseum.jp/
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