決勝ゴールを決め喜ぶ藤沼拓夢（中央）
サッカーＪ３・ＳＣ相模原は26日、ホーム相模原ギオンスタジアムで第３節テゲバジャーロ宮崎と対戦し、１対２で逆転勝利した。
昨シーズン、Ｊ３で優勝争いをした強豪の宮崎とＪリーグ初対戦となったＳＣ。ＦＷ浮田健誠と佐相壱明のツートップで開幕戦に続くホームゲーム連勝を狙う。
前半、宮崎が積極的にシュートを放ち、ＳＣゴールをおびやかす。30分がすぎた時点で、宮崎がほぼボールを支配し強さを見せる。ＳＣは必死に守っていたが、46分にＦＷ工藤壮人にクロスからこぼれたボールを押し込まれ先制を許す。
後半、風上に立ったＳＣはＭＦ藤本淳吾やＦＷ藤沼拓夢など３選手を交代した。この采配が当たり10分に藤沼がミドルシュートを決め同点に追いつく。その後、一進一退の攻防が続くが、42分にまたも藤沼がＦＷ船山貴之からのクロスをボレーで合わせゴールネットをゆらし、これが決勝点となった。１点を守り切ったＳＣは、ホーム連勝で２勝１敗の勝ち点６で６位につけている。
今季、大宮アルディージャから加入し、ＳＣデビュー戦で活躍した藤沼（24）は「（けがで）公式戦が２年半ぶりくらいだったので、いろんな思いがあった。楽しいというのと同時に懐かしい気持ちもあったし、うれしいという気持ちもあった」などと感想を話していた。
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