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さがみはら中央区 教育

公開日:2023.01.26

講演会参加者募集
ミツバチ、養蜂がわかる 
あさって28日 講演会

  • 養蜂箱を案内する川崎さん

  • 講演会のチラシ(左)/川崎さんが作った蜂蜜

町田の専門家

 ミツバチ、養蜂について学べる講演会が1月28日(土)、市民会館で開催される。主催の「昆虫文化を子供たちに伝える会」(三宅潔代表)は現在、参加者を募集している。

 講師を務めるのは養蜂家の川崎美紀さん。川崎さんは町田市で蕎麦店を経営する傍ら、自宅兼店舗の敷地内でミツバチを育てている。

 川崎さんがミツバチ、養蜂に興味を持ったのはおよそ30年前。持病の偏頭痛を治してもらおうと、蜂の毒を治療に利用する「蜂針療法」に出あったのがきっかけだ。治療院からアカシアの蜂蜜をもらって食べてみると、市販のものと異なり「とても美味しかった」そう。幼い頃、梨を育てていた祖父が蜂に交配させていた記憶から馴染みもあり、「自分も養蜂をしてみよう」と考えた。

独学で30年

 「30年やってきて、ようやくうまくできるようになった」。蜂蜜は花のミツを集めたミツバチが、そのミツに自分の唾液を混ぜることで生産されていく。養蜂について川崎さんは基本的に独学。この間、病気やダニに頭を悩ませ、越冬にも苦労したが本で調べるなどしその都度対策を講じ、試行錯誤を重ね大事に育ててきた。「人間に必要な酵素をハチが取り組みやすいようにしてくれる。蜂蜜を食べることで健康を手に入れることもできる」と、その「良さ」を話す。川崎さんは現在、年間200キログラムほどの蜂蜜を生産し、店舗で販売している。

 講演会は2部制で第一部は午後1時30分から。「知っているようで知らないミツバチのお話」と題し、子どもも楽しめる回となる。参加費300円。中学生以下は無料。第2部は3時30分からで「失敗しない養蜂技術」とし、より専門的な回となる。参加費500円。中学生以下は無料。なお、2時30分から3時まで「ハチミツ味見体験」もある。

 三宅さんは「ネットやユーチューブではわからない話を聞くことができる。蜂蜜に興味がある子どもたち、養蜂をしてみたい大人の方にぜひ参加していただきたい」と呼びかける。同会は2019年から昆虫をテーマにした講演会を開催しており今回で5回目となる。

 申し込みは【1】名前(ふりがな)、【2】住所、【3】電話番号、【4】メールアドレス、【5】年齢(学年)を記入の上、【メール】kabuto-mushi@jcom.zaq.ne.jpへ。先着100人で事前予約制。問い合わせは三宅さん【携帯電話】090・3219・2805。

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