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さがみはら中央区 文化

公開日:2023.07.27

村富神社 4年ぶり盆踊り
地元自治会主催し賑わう

  • 4年ぶりの賑わいを見せる参道

 矢部地区自治会協議会が主催する「第6回矢部ふれあい盆おどり」が村富神社境内(矢部)で開かれた。焼きそばや綿菓子、ヨーヨー釣り、マグネットダーツなどの子ども向けの屋台が出店され、浴衣姿の子どもたちが思い思いに夏の風物詩を楽しんだ。豪華景品が当たる抽選会も開催され、会場は大いに盛り上がった。

 主催者の担当は「子どもたちに祭りを実体験をしてもらう場を用意することで、ふるさとづくりをしていきたい」と話した。

6日に例大祭

 8月6日(日)には今年350周年を迎える村富神社で恒例の例大祭が開催される。山車が地域を巡行するほか、大人・子ども神輿合わせ7基ほどが同神社に集合する予定。子どもたちによる囃子の演奏もあり、子ども会に加入する家庭が減少する中でOBも含め40人ほどが集参加するという。

 また午後5時からは有志によるカラオケ大会があるほか、9時30分からは演歌歌手の北川大介さんによる歌謡ショーが予定されている。

 矢部御輿山車保存会の守屋守さんは「通常より1カ月早くお囃子の練習を始めた。新たな気持ちで前進していく」と意気込む。

 五穀豊穣を祈る秋祭りとして、かつては8月29日・30日に行われていたという例大祭。近年では屋台の数も徐々に減り「参道の様子はさみしくなってしまった」と村富神社総代長の守屋進さんは振り返る。しかし、現在の盆おどりのにぎやかな様子と例大祭に「2つ揃って昔の参道のようだ」と過去の光景を重ねる。「今年の祭りは盛大にやろうと思っている」と4年ぶりの開催に期待を募らせている。

 現在、村富神社の拝殿は現状維持のために修理中。完成は七五三の時期を目指しているという。

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