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公開日:2024.01.01

4年ぶりに寒中水泳大会
きょう、相模川高田橋で

  • ㊤寒中水泳大会で行われる的祭㊦取材に応えた相模原市水泳協会の川上治副会長(左)、木下会長(中央)、樋川芳雄副会長(右)

 一般社団法人相模原市水泳協会(木下泰雄会長)主催の「第63回相模川寒中水泳大会」がきょう1日、水郷田名の高田橋付近で開催される。コロナ禍で4年ぶり。市民の健康と安全、水難事故防止を願い、60年以上にもわたって続けられてきた正月の風物詩で、今では貴重な伝統行事となっている。

 寒中水泳大会は1962年に始まった。川での水難事故撲滅と、当時は小学校にプールがなかったことから「プールの設置を求めるデモンストレーション」という目的があったという。

 小学校4年生の時に初参加して以来、50回以上の参加経験を持つ木下会長によると、初回の参加者は8人だったという。その後、参加者が少しずつ増え、ここ10数年は毎回150人から200人が参加。各種雑誌で紹介され、今では相模原を代表する新年の風物詩となっている。近年は身体づくり・健康維持のほか、合格祈願や厄落としなどを目的に、小中学生や女性、親子連れ、県外からなど、参加する目的も世代も多岐にわたっている。

 県内で寒中水泳を行っているのは、川で実施している愛川町のほか、海で実施している藤沢市や茅ケ崎市など数カ所しかなく、市が後援となり100人以上の参加規模で行われているのは相模原だけだという。

 木下会長は「下半身位までの水位だが、久しぶりに開催ができて嬉しい。最初はかなり冷たさを感じるが、ふくらはぎ位まで水につかれば、冷たさに慣れてくる。多くの人に参加をいただき、この風物詩を続けてもらいたい」と話した。

 大会は午後0時30分から(正午に受付開始)。川に2回入り、その後、的祭が予定されている。

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