360度それぞれから見た富士山を淡彩スケッチで──。星が丘在住の画家・加藤忠一さんによる8年ぶりの作品展「富岳360°景」展が現在、社会福祉法人悠朋会「千代田7丁目センター」(千代田7の12の13/相生三丁目バス停から徒歩1分)1階の「喫茶去7」で開催されている。10月31日(木)まで。
加藤さんはペンで描いた線画に水彩で色をのせる「淡彩スケッチ」で風景や建物、植物などさまざまなモチーフを表現する画家。これまでに発表した作品は99作品に上る。
富士山を10度ずつ360度それぞれの角度から見て描かれた今回の作品。葛飾北斎の『冨嶽三十六景』に着想を得て、7〜8年かけて構想を練ったという。今年の春に最後の1枚が完成し、全36枚が揃った。ずらりと並ぶ作品を同法人の小林功理事長も「発想が素晴らしい」と絶賛。加藤さんは「富士山を『ぐるっと』見て楽しんでもらえたら」と話している。
全36枚のうち、9月30日までは「真北」である0度からおよそ180度までを描いた18点、10月1日からは残りの18点が展示される。土日休。午前9時から午後5時まで。(問)ヘルパーステーション千代田【電話】042・704・0261
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