さがみはら中央区 教育
公開日:2025.07.24
通学路見守り 登録者増
気軽に児童の安全確保
児童の登下校の安全確保を目的に相模原市が2024年春に導入した「ながら見守り活動」と「スクールガード・リーダーの配置」。実施2年目を迎え、市内で活動する登録者数は増加傾向にある。通学路における旗振りなどを行う学童通学安全指導員が不足する中、児童見守りの新たな形となっている。
「ながら見守り活動」は、市民が通勤や庭の手入れなどの日常生活を送りながら、児童の安全を見守るというもの。目印となる黄色いバンダナを身に付けた登録者は25年7月時点で172人。市教育委員会学務課の担当者によると「気軽に取り組める」、「児童とあいさつを交わすことが日常的になっている」といった声があるという。また、同活動をきっかけに通学路で旗振り誘導を行う学童通学安全指導員の登録者数も増加。昨年8月から20人ほど増え、現在195人が活動している。
一方で、児童への声掛けが「不審がられる」といった声もあり、児童への周知が課題となっている。同課の担当者は「市内で個別登校を選択する学校も増え、見守り活動がより重要になる。地域と学校で協力しながら見守り活動の児童への認知を広げていきたい」と話す。
危険箇所マップも活用
通学路の危険箇所の調査を行う「スクールガード・リーダー」によるマップ作成も進行している。市内小学校72校のうち14校の危険個所を示したマップが市ホームページに公開され、見守り時の活用を推奨している。
市は「ながら見守り活動」の登録者を募集している。対象は市内在住・在勤・在学中の18歳以上の人。市ホームページの専用フォームから申請し、本人確認などの審査を経て登録される。
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