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さがみはら中央区 社会

公開日:2025.11.06

「8020」は6割達成
今は「フレイル」予防

  • 唾液腺マッサージを実践する様子

 「8020は当たり前。今は歯の本数だけでなくオーラルフレイル(口腔機能の衰え)への意識が大事」--。医療法人社団カワサキの歯科衛生士が10月25日、あじさい会館に集まった高齢者11人に対し、日常的に口をしっかり動かすことが大事だと訴えた。

 「8020運動」とは「80歳まで20本以上の歯を残そう」という呼び掛け。厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進を始めてから30年以上が経った。厚労省による2024年の調査では既に6割以上の人が「8020」を達成しているという。

 この日の講座は、市内で3つの歯科医院などを運営する医療法人社団カワサキが、地域住民の健康に資するために無料で開催した。講師を務めたのは歯科衛生士の奥井早苗さん。噛む力が低下すると柔らかいものを食べるようになり、さらに噛む力が低下するという悪循環に陥って食欲の低下と低栄養につながることなどを話した。参加者たちはメモをするなど熱心に話を聞いており、唾液腺マッサージの際には声を上げながら意欲的に参加していた。

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