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さがみはら中央区 社会

公開日:2026.01.08

1年間休まず弁当作り
NPOが子育て世帯支援

  • 弁当を調理する鈴木さん夫妻(写真は本人提供)

 弁当提供型の子ども食堂を運営するNPO法人「メダカのお弁当」(相模原/鈴木雄大理事長)は今年度、1年間1日も休まず無料で弁当を提供する取り組みを行っている。

 同法人は2022年に設立。夫婦で学習塾を営む傍ら、経済的に困窮する子育て世帯を支援しようと、昨年度まで平日の朝を中心に弁当を提供してきた。今年度は利用者の利便性向上や来年度以降のニーズ把握を目的に、365日間の継続提供を決断したという。

 利用は事前予約制。平日は午前7時から10時まで提供し、平均で25食前後の予約が入るという。土日は学習支援など他事業との兼ね合いから夕方ごろに提供している。

 調理は朝4時台から開始。妻の佳奈子さんは「慣れてしまえば苦ではありません」と穏やかに話す。子どもに人気の揚げ物をほぼ必ず献立に取り入れることがこだわり。家庭では手間がかかりがちな一方、同時調理がしやすく、提供する側にも適しているという。

「恩送り」の精神で

 鈴木理事長は「これまで多くの人に支えられてきたからこそ、自分にできる形で社会に貢献したい。恩返しではなく『恩送り』」と語る。活動を続ける中で、事情があって提供場所に行けない人の存在など新たな課題も見えたという。

 そこで、今月からは弁当提供に加え、24時間非対面で食料を受け取れる「フードBOX」を市内各所に設置するなど、支援の輪をさらに広げていく方針。活動を通じて見えてきた課題を次の取り組みへとつなげながら、支援のあり方を模索し続けている。

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