さがみはら中央区 社会
公開日:2026.01.29
救急出場
4年連続過去最多
猛暑・感染症の影響続く
相模原市消防局は1月8日、2025年1年間の火災・救急及び119番通報の概要(速報値)を発表した。救急出場件数は4万5194件で前年を855件上回り過去最多を更新。搬送人員は前年比1118人増の3万8363人。119番通報件数も前年から703件増え、6万2786件で過去最多となった。
救急出場件数・搬送人員はコロナ禍の20〜21年に一時減少したが、その後は一貫して増加傾向にある。同局救急課は増加を続ける要因について、猛暑や感染症の拡大を挙げる。25年最も搬送件数が多かった月は、インフルエンザと新型コロナウイルスが同時流行した1月で4436件。熱中症などの搬送が増えた7〜8月も月4千件を超えた。
搬送原因は「急病」が最多で全体の68・2%を占めた。軽症者の搬送は1万9403人で全体の50・6%。65歳以上の高齢者は2万2368人で全体の58・3%を占めた。
市消防局は「重症の際はためらわず119番通報を」とした上で、判断を迷う場合は看護師らが病気やケガの状態を聞いた上で助言を行う「かながわ救急相談センター『#7119』ダイヤル」を活用するよう呼びかけている。
リチウム電池起因火災9件
火災件数は190件で前年比37件増。出火原因は「電気機器」が28件で最も多かった。スマートフォンやモバイルバッテリーなどに使用されるリチウムイオン電池に起因する火災は9件。
同局予防課は「原因調査中のものも含めると、リチウムイオン電池に起因する火災は依然増加傾向」とし、「最近は安価な不良品が原因の事故が増えている。使用方法だけでなく、安全な製品を適切に使用していただけたら」として引き続き注意を呼びかけている。
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