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公開日:2026.09.24
3政令市 特別市巡る試算 神奈川県と相違 「県が収支プラスの可能性」
相模原市と横浜市、川崎市が9月1日、特別市に関する考え方を発表し、3市が特別市に移行すると神奈川県の収支がプラス約130億円になる可能性があると示した。県の試算であるマイナス約680億円と大きな隔たりがある。(9月16日起稿)
特別市は政令指定都市が原則として県の仕事を全て担い、権限や財源を一本化する新たな大都市制度。県と政令市の二重行政解消を目指すもので、相模原市を含む全国の政令市が法制化を目指して国への働きかけを続けている。
県内3政令市が特別市になると県財政に財源不足が生じる懸念などを理由に、県と県内30市町村は特別市に反対の立場。3市は「特別市制度に対する認識や受け止めが必ずしも十分に共有されていないものもある」との考えから、主な論点について考え方を取りまとめた。
3市が行ったシミュレーションでは、それぞれが特別市に移行した場合、社会保障関係費などの財政負担が3市に移ることで県の収支がプラス約130億円になるという結果になった。一方、県の試算ではマイナス約680億円となっており、両者の間で約810億円の開きが生じている。3市では特別市に移管する事務の範囲や税財源移転などの前提条件に相違があると見ている。
取りまとめの発表から2日後の3日、県は3市の考え方に対する受け止めを発表。「三市の試算には疑問があり、財政面での懸念は払拭されていない」とした。3市は県の依頼を受け15日、試算の前提条件などの資料を提出。今後の動きは3市で議論していくという。
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