相模女子大学(南区文京)の人間社会学部社会マネジメント学科が企画に携わる「冬のやすらぎコンサート」(公益財団法人相模原市民文化財団主催)が今月20日(火)、グリーンホール相模大野で開催される。2年に及び観客の動向を調査研究した末、ポスターや価格設定に至るまで、女子大生ならではの柔軟なアイデアを取り入れた同公演。今回は本番に先駆け、同学科の学生たちが、出演者の若手ソプラノ歌手・小川里美さんへ取材を敢行。コンサートの見所や小川さんの素顔に迫った。
―音楽との出会いは?
6歳でピアノ、10歳で合唱を始めましたが、練習は嫌いでした(笑)。17歳で、声楽を始めてみたら面白くて、音大受験を決めました。
―どんな音大生でしたか
仲間とオペラを制作したり、19歳で初めて渡伊したりと、積極的でした。アルバイトもずっと続け、よく学び、遊んだ時期です。
―尊敬する音楽家は?
フィレンツェの恩師、ブルーノ・リガッチ氏です。音楽様式だけでなく、演奏家・音楽家としての在り方など、指揮者・ピアニスト・作曲家である、80代の彼から学ぶことはあまりに大きいです。
「目標はスカラ座」
―普段聴く音楽は?
椎名林檎さんが大好きです。渋谷慶一郎君(電子音楽)のセンスも素晴らしい!
―音楽以外、どんな趣味を持っていますか?
読書です。日・英・伊語で読みますが、日本語の繊細さが一番好きです。あと、きちんと学んでみたいのは、ヨガ。イタリアでは庭にマットを敷いていました。日本ではホットヨガを楽しんでいます。韓流ドラマも、展開が早すぎて面白い!
―1999年ミス・ユニバース日本代表でもある小川さん。美容面で気を付けていることはありますか?
健康的に過ごすことです。お水を沢山飲む、あまり不摂生しない、沢山寝る、体を動かすなど。演奏家のからだ作りにも案外、共通する部分が多いです。
―当日は、共演のピアニスト・須藤千晴さんとのビューティートークもありますね。
いつお会いしても美しい須藤さんの秘訣、私も知りたい(笑)。
―須藤さんとの共演についても、お願いします
透明感溢れる繊細な彼女の音楽にどう絡めるか、楽しみです。
―今後、どんなアーティストになりたいですか?
何より、共演者とお互い尊敬しあえる歌手になりたいです。「良い勉強してるな」「良い仕事してるなあ」と思える方と仕事できるのが、何よりの幸せですから。
―これからの目標は?
ミラノのスカラ座です。大変な道のりですが、そこで歌いたいですね。
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