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公開日:2026.01.08

佐藤康博緑区長
魅力発信、そして次世代へ
新年の抱負を示す

  • 区政の抱負を話す佐藤区長

  • 昨年の区民まつりで企画したフォトスポット

 本紙では年頭にあたり、緑区の佐藤康博区長に区政の抱負を聞いた。2026年4月から第5期が始まる「みどりのわ・ささえ愛プラン」や、27年3月に開催を控える万博について考えを示した。(本紙/坂本周人)

 ――まず、25年はどんな年でしたか。

 「昨年も、区民の皆さまと直接お会いする機会を数多くいただき、地域の皆さまの温かいつながりを改めて実感する一年でした。特に10月に開催した『緑区民まつり2025』では、多くの方にお越しいただき、笑顔と交流があふれる一日となりました。

 また、『みどりスポーツフェスティバル2025』や、今年度から新たに『GREEN×EXPO 2027』の視点を加えたこどもたちのまちづくりイベント『Mini Mini Midori〜「GREEN×EXPO 2027に向けて」〜』など、区主催イベントにも多くの方にご参加いただきました。さらに、自治会や商店街主催の夏祭りや運動会など、地域の皆さまが主体となる活動にも参加させていただき、自然と人の温もりが調和する緑区の絆の深さを再認識いたしました」

 ――区長に就任してもうすぐ3年が経ちます。改めて緑区に対してどんな印象をお持ちですか。

 「緑区は豊かな自然に囲まれ、地域の皆さまの温かいつながりが息づく、みんなにやさしい魅力あふれるまちだと改めて感じています。

 市内第1位の緑被率を誇り、区域の約4割が緑に覆われた緑豊かな緑区では、身近な場所に市民の森や公園があります。環境月間である6月に、区内4駅でポイ捨て禁止啓発キャンペーンを実施したり、各地域で定期的な清掃活動をするなど、環境事業推進委員やハマロードサポーターの皆さまをはじめとした地域の皆さまのご尽力により、清潔できれいなまちが維持されています。また、自治会の皆さまをはじめ、民生委員・児童委員、保健活動推進員、青少年指導員、スポーツ推進委員、愛護会など多くの方々が地域のために活動してくださっています。こういった地域の活力やつながりの深さは、緑区の最大の魅力です」

支え合うまちづくりへ

 ――25年度は第4期計画「みどりのわ・ささえ愛プラン」の最終年度ですが、その成果は。

 「21年度から始まった第4期計画では、『誰もが安心して暮らし続けられる緑区』を目指し、各地区でも地区別の計画を策定いただき、地域住民・行政・関係機関が協働して課題解決に対する取組を進めました。新型コロナウイルス感染症の影響で活動が一時休止する中、地域の工夫によりつながりを維持し、活動は徐々に回復しました。さらに、コロナ禍を契機に新しい取組も生まれています」

 ――具体的な取組は。

 「『みどり〈ひと・まち〉スクール』や身近な地域での助け合いを行う『ちょいボラ』の立ち上げ支援などを行い、地域活動の担い手を増やす取組を推進したほか、『元気づくりステーション』などの介護予防につながる場づくり、ヨコハマ地域活動検索ナビによる情報提供、移動販売を通じた見守り体制の強化などに取り組みました。他にも『緑区地区別暮らしのデータ集』を作成し、区民の皆さまに緑区の現状をお伝えするデータ提供を行ったり、福祉教育や認知症サポーター養成講座などの実施を通して多様性の理解を進めるための取組も進めてきました」

 ――第5期計画では、どんなことを重点的に取り組んでいきますか。

 「第5期計画(26〜30年度)では、こうした成果を踏まえ、次の5点を重点的に進めます。

【1】地域のつながりを強め、孤立を防ぐこと【2】生活支援や見守りなど、安心して暮らすために必要な活動(生活支援など)の充実【3】様々な立場や背景の人々がお互いに理解し、支え合えるような土壌をつくるため、多様性理解が進むような取組の推進【4】こどもから高齢者まですべての世代の人が健康づくりや介護予防に参加できるよう、取組への支援【5】複合的な課題に対応するため、地域団体や関係機関のネットワークの構築――。

 このほか、データを活用した施策推進や、社会福祉法人や企業等との協働による生活支援サービスの充実も図ります。区民一人ひとりが主役となり、共に支え合う『つながりのあるまちづくり』を進めていきます」

魅力発信の機会に

 ――「GREEN×EXPO 2027」を1年後に控えていますね。

 「横浜で初めての国際園芸博覧会であり、緑区は玄関口として多くの来訪者を迎えることになります。

 昨年の区民まつりでは、色とりどりの花や公式マスコットキャラクター『トゥンクトゥンク』で装飾したフォトスポットに多くの方に集まっていただき、開催に向けた応援の輪が一段と広がりました。今年も、区の主催イベント、地域の皆さまや関係部署との連携を通して、万博をもっと身近に感じていただけるよう、期待感・高揚感の醸成に取り組んでまいります。

 また、昨年の12月からは、会場の花や緑の魅力を来場者に紹介する『花・緑ガイドボランティア』の募集が始まっており、1月以降も植物管理や運営サポートのボランティア募集が予定されております。区民の皆さまの積極的な参加を期待しております。

 会場への主な交通手段としては、近隣の鉄道駅からのシャトルバスの運行などが予定されています。十日市場駅からは1時間あたりで最大約60本と多くのシャトルバスが運行する予定です。地域の皆さまの生活環境に配慮しつつ、安全で快適に移動できるよう、関係部署と連携して、必要な対策をとってまいります。

 この万博は、緑区にとって地域の魅力を発信する絶好の機会です。自然と人が共生する『みどりのまち』としての価値を広く伝え、地域の活性化につなげていきたいと考えています。ぜひ、区民の皆さまも一緒に盛り上げていただければ幸いです」

次世代に引き継ぐ

 ――26年をどんな年にしていきたいですか。

 「『次世代につなぐ みんなにやさしい みどりの魅力あふれるまち』を目指し、区民の皆さまの声に寄り添いながら、すべてのこども・子育て世代への切れ目のない支援を通じた『ゆとり』の創出や、地域コミュニティが継続できる環境整備に取り組みます。また、グリーン社会の実現やデジタル化の推進に向けた取組を進め、地域の魅力とつながりを次世代にしっかりと引き継いでいきたいと考えています」

 ――緑区民へのメッセージをお願いします。

 「日頃より緑区の暮らしを支えてくださっている区民の皆さまに、心より感謝申し上げます。

 昨今、地震や異常気象による災害が多く発生しております。緑区でも、自治会等への専門家派遣をはじめ、災害時に手助けが必要となる高齢の方、障害のある方、乳幼児、妊産婦の方などへの支援、人感センサーライトや間仕切りテントなどの女性視点を取り入れた備品の充実、地域防災拠点の運営支援など、発災前からの備えの強化や地域の皆さまに寄り添った防災対策を進めています。

 人と人とのつながりが守られ、こどもからお年寄りまで、すべての人が互いを尊重し合いながら豊かに暮らせるまちを目指し、職員一同、全力で取り組んでまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします」

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