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相模女子大中学佐藤一葉さん 国土交通大臣賞を受賞 海事の新聞コンクール

教育

公開:2018年2月22日

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賞状を手に白い歯を見せる佐藤一葉さん
賞状を手に白い歯を見せる佐藤一葉さん

 公益財団法人日本海事広報協会(伊藤松博理事長)が主催する「ジュニア・シッピング・ジャーナリスト賞」がこのほど発表され、相模女子大学中学部3年の佐藤一葉さんの新聞作品「海を翔ける宝箱」が1位に当たる国土交通大臣賞に輝いた。

コンテナ船の魅力 存分に

 同賞は、貿易を担う「海運」「船」「港」など海事産業について調べた新聞作品を全国の小中高生から募集し、優秀な作品を表彰するもの。2013年から開催されており、小学生部門、中学生・高校生部門に分けられた今年度は、日本全国から合計763作品が寄せられた。

 「応募できる賞をインターネットで探していた時に、偶然見つけた」と話す佐藤さん。海事産業については特に知識もなかったが、トラックで運ばれているコンテナに着目し、コンテナ船について調べることにした。

 相模大野図書館などで資料にふれるうちに、「どんどんコンテナ船の魅力に惹かれていった」と話す通り、佐藤さんの作成した新聞では、コンテナの規格が世界共通であることや、コンテナ船の乗員数、歴史、速度などのほか、コンテナの単位、環境への取組まで触れられている。また、色使いなどにもこだわり、読みやすさ、伝わりやすさを追求。コンテナ船を擬人化したキャラクターを登場させるなど、面白く読める工夫もされている。

 最終選考にあたった石井啓一国土交通大臣も「題字などの見出しのつけ方に高い感性がうかがえる。専門的なことまでよく調べ、分かりやすく丁寧に書かれた、努力がうかがえる作品」と選評を寄せている。

 今月17日には同校で表彰式が行われ、伊藤理事長のほか国土交通省の加納浩海事振興企画室長らが訪問。表彰状やメダルなどが手渡された。賞状を手にした佐藤さんは「賞は全く考えていなかったので驚きました。父親が船好きなので、今回、調べたことで共通の話題ができて良かったです」と笑顔を見せていた。

 佐藤さんの作品をはじめとする入賞作品は、3月6日(火)から東京臨海部広報展示室「TOKYOミナトリエ」(江東区青海)で展示されるほか、全国各地を回る予定となっている。

大臣賞に輝いた色鮮やかな新聞
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