神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら南区版 公開:2019年11月21日 エリアトップへ

相模原市12月補正予算 災害復興に応急対応 一般会計、54億円計上

政治

公開:2019年11月21日

  • X
  • LINE
  • hatena

 市は11日、一般会計および特別会計の補正予算案を発表した。一般会計の総額は54億1500万円。そのうち10月に発生した台風19号の災害救助費および災害復旧費などに約40億円を計上した。予算案は19日開催の12月定例会議に上程される。(18日起稿)

 12月の補正予算で大半を占めたのは台風19号関連。仮設住宅や住居の修繕などが含まれる災害救助費に6億5651万8000円、青根上青根水田・畑地での山腹崩壊による土砂撤去などに9500万円、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の自転車ロードレース競技のコースでもある国道413号線の復旧には19億2200万円を計上。災害援護事業として、台風19号の被災者遺族に対しての弔慰金等も盛り込まれた。また、9月に発生した台風15号による被害を受けた農家への施設復旧費100万1000円も計上された。費用は補助金や市債で補う。

 例年、人事委員会の勧告によりこの時期に調整される、職員や教職員の給与費。今年は、台風19号による災害復旧分増額と職員構成の変動等による減額も合わせて、3億5700万円の計上となった。

 また、「麻溝台・新磯野第一整備地区の土地区画整理事業」への繰出金として1400万円を増額補正した。このほか、今後の予算外の支出等に備え、予備費1億円を充てた。これらは、緊急案件として初日に審議、議決される。

マイナンバー普及を促進

 緊急案件とは分けて第2案として補正予算案に盛り込まれたのは、マイナンバー普及促進のための運営費1380万円、障害児の通所給付費2億5530万円など、一般会計10億1700万円。

 国が力を入れているマイナンバー制度普及の動きに対応するため来年度から実施する、「マイナポイント」の活用に必要なマイキーID登録のための費用が大半で、全て国の補助金で賄う。

 最も高い予算を占めたのは障害児の通所給付費。昨年の実績に基づいて年度予算を積算したが、この1年で、施設の増加に伴って3000人ほど利用者も増加、大幅な増額修正となった。現在、児童発達支援サービス利用者は約8400人、放課後等デイサービス利用者は約2万人。

さがみはら南区版のトップニュース最新6

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

不便地域で乗合実験

県タクシー協相模原地区会

不便地域で乗合実験

市と協定、5月から

4月4日

登録数1,000件突破

さがみはらSDGsパートナー

登録数1,000件突破

企業や団体同士の連携も

4月4日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook