戻る

さがみはら南区 トップニュース社会

公開日:2026.04.16

新磯でグリスロ本格運行 今夏、ミニバス実証運行も

  • グリスロの本格運行出発式の様子(建川さん提供)

    グリスロの本格運行出発式の様子(建川さん提供)

 新磯地区で3月28日、グリーンスローモビリティ(グリスロ)の本格運行が開始された。これは相模原市が昨年改定した「総合都市交通計画」で新たに掲げた「生活不便解消に向けた移動手段の確保」の施策のひとつ。さらに今夏から小田急相模原駅と東林間駅周辺でミニバスの実証運行が始まる。市は狭い道や坂道でも走行可能な小型車両を活用し、身近な交通環境の充実を目指す。

 グリスロは時速20Km未満で公道を走る電気自動車。「ゆっくりと・余裕を持って・近くまで」の移動を支援する小さな移動サービスだ。

 新磯地区は一部でバスや鉄道が運行されているが、バス停から300m以上、駅から1Km以上離れた「交通不便地域」。高低差もあり住民からコミュニティバスの導入を求める声が上がっていたが、一定の乗客が見込めず導入できなかった。2023年に実証実験が始まり、3月28日に本格運行となった。

 上磯部、下磯部、新戸、勝坂の4ルートで週1〜2回運行している。スーパーやドラッグストアを往復する買い物支援を目的とし、無料で利用することができる。

 一方で課題もある。新磯地区グリスロ協議会共同会長の建川一茂さんは「利用者は80代中心だが、担い手も60代から70代と高齢化しており、長期的な運営が難しい状況」と話す。運転手と添乗員を担うサポートメンバーは全地区で約50人いるが、実際に稼働している人が少ないという。

 例えば新戸ではメンバー約20人のうち稼働しているのは4分の1に留まる。一部のメンバーに負担が集中している状況だ。建川さんは「将来的には自動運転などで負担軽減を期待したい。ただ、今はポスティングなどでメンバー募集を呼び掛けていく」と語った。

相模台・東林地区

 一方で交通需要はあるものの、道路が狭く、コミュニティバスの導入が難しい相模台地区・東林地区では今夏からミニバン型車両を活用した実証運行を開始する。

 運行期間は6月上旬から7月上旬で調整中。従来の小型バスよりコンパクトな5人乗りのミニバン型車両を採用する。買い物支援や通院などが目的。麻溝台自治会館付近から東林間駅周辺を経て深堀中央公園付近まで、1日8便の運行を予定している。運行は民間タクシー業者が担い、乗車料金は月額制となる。

 市の担当者は「高齢の方だけでなく、車を持たない子育て世代の方などさまざまな世代の人たちに使って欲しい」と話す。

さがみはら南区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

さがみはら南区 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら南区 トップニュースの新着記事

さがみはら南区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS