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さがみはら南区 社会

公開日:2022.11.03

冨永愛さん
橋本で凱旋トーク

  • フォーラムで本村市長(左)と話す冨永さん

 相模原市出身のトップモデル、冨永愛さんのトークショーが10月11日、杜のホールはしもと(緑区)で行われた。市が企画したイベント「子育て応援フォーラム」の一環。冨永さんは、長男の子育ての体験談だけでなく、かつて暮らした橋本での思い出や普段の生活についてなどをおよそ40分にわたって話した。

 「何でもあるまち。(会場近くの)橋本駅が都会的になってきて。でも少し行くと自然がある」。聞き手として壇上に上がった本村賢太郎市長からの「相模原はどのようなまちか」という質問に、冨永さんはそう答えた。小学5年生の時から高校卒業まで橋本で過ごした冨永さん。「ホームセンターなども大きく、子育てしやすいまちだと思う」とも話した。

 一方、市内の恒例行事「泳げ鯉のぼり相模川」が2019年に終了したことについて「とても残念。長く続いてきたものはなるべく絶やさないでほしい」などと本村市長に訴える場面も。相模川は家族や友人と花火大会を見に行った思い出話なども披露した。

 また、相模原市のSDGsついての質問には「取り組みが多くて驚いた。これからリニア新幹線が開通するとさらに都会的になっていくが子育てのしやすさは保ちながら相模原らしく都市開発を進めてほしい」と意見を述べた。冨永さんは19年から消費者庁のエシカルライフスタイルSDGsアンバサダーとして活動している。

子育て「いい塩梅で」

 冨永さんは橋本で子育てをしていた時期もあり、当日は当時のママ友らが客席から「凱旋トーク」を見守った。トークショーの最後には子育て世代へのメッセージとして「私も仕事との両立に悩んだ時期もある。子育てと家事はなかなか理解されないことが多いけど、外で働くより大変。ただ母親が幸せそうにしているのが子どもにとって一番。だから根を詰めず『いい塩梅』でやって」とエールを送った。

 イベントはタレントの鈴木あきえさんや保育の専門家らが登壇するパネルディスカッションも開催され、319人が来場した。

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