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さがみはら南区 スポーツ

公開日:2023.12.21

光明相模原出身
ソフトU18で世界一
高橋投手が活躍

  • 迫力のピッチングをみせる高橋選手=日本ソフトボール協会提供

  • 勝率が最も高い投手に贈られる個人タイトルも獲得した=同提供

 光明学園相模原高校のソフトボール部出身の高橋理央さん(19/同志社大学)が、11月11日から19日までメキシコ・エルモシージョで開催された「WBSC第14回男子U18ソフトボールワールドカップ」に投手として出場した。日本チームは、ホスト国・メキシコと「世界一の座」をかけて決勝を戦い、サヨナラ満塁ホームランで勝利を勝ち取った。

 最速126Kmの球速を武器に、ライズボールなどさまざまな球種を操る高橋さん。「負けると優勝の可能性がなくなる」とされたスーパーラウンド(2次予選)の初戦・カナダ戦で先発で出場。完投により4対1での快勝に貢献した。「1失点で完投できて良かった」と振り返る。

 また、「勝てば決勝、負ければ3位決定戦」という第3戦・メキシコ戦でも先発した高橋さん。日本は勝利を掴み、決勝戦へと駒を進めた。

 4勝1敗で決勝に進んだ日本は、3勝2敗で同じく決勝に進んだメキシコと 「世界一の座」をかけて再戦。4対4の同点で迎えた最終回、連続故意四球で一死満塁となった日本は、劇的なサヨナラ満塁ホームランを叩き込み、優勝に輝いた。

 高橋さんは、「今までの努力が報われた気がしてうれしかった。ソフトボールの楽しさをより多くの方に知っていただけるよう、これからも頑張りたい」と話した。

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