神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

海外企業、津久井大豆に熱視線 加工品学びに区内店舗訪問

文化

公開:2024年3月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
スラニーナさん(手前右)へ説明する岡本夫妻(左側)
スラニーナさん(手前右)へ説明する岡本夫妻(左側)

 栄養価が高く「EDAMAME」の表記で欧州でも認知される枝豆。津久井在来大豆の農法や加工技術を学ぼうと、オーストリアの企業「Edamax GⅿbH」(エダマックス社)が2月29日、同大豆のオリジナル加工品を扱う豊國屋(新戸)を訪問した。

 エダマックス社は枝豆の栽培と冷凍製品の販売、マーケティングを行う。同社のアナ・スラニーナさんが通訳と共に訪れ、津久井在来大豆の生育環境や栄養価などを同店の岡本政広さん、加代子さん夫妻に質問した。スラニーナさんは二人の話にメモを取りながら熱心に聞き入った。

 また、岡本さんは同店で扱う「蒸かし豆缶」や珈琲豆のように焙煎した「ソイカフェ」などの加工食品を紹介。蒸かし豆缶を試食したアナさんは「すごく甘い。歯ごたえがしっかり残っている。こちらでは水煮が多いがこの食感は出せない」と驚いていた。また試飲したソイカフェについて「素晴らしいアイデア」と絶賛。「珈琲の代替品としていいね」と感激していた。岡本さんは「大豆製品の方が加工食品の幅が広がる」とスラニーナさんにアドバイスを送った。

 相模原市農政課によると海外から農産物などの視察に来ることは「聞いたことがない」という。

 アナさんはホームページで同店の取り組みを知り、オーストリア大使館を通じて視察を依頼。27日から4日間日本に滞在し、同店と国内有数の枝豆生産地である野田市(千葉県)を訪問した。

さがみはら南区版のローカルニュース最新6

ドームで映画上映

ドームで映画上映

市立博物館

4月27日

縄文村の日々

勝坂遺跡公園

縄文村の日々

5月12日講演会

4月26日

ゴミ・資源を考える

ゴミ・資源を考える

27日ユニコムプラザで

4月25日

アレルギーの会が解散

水野さんが川柳講座

地元NPOが託児に協力

ノジマステラ

地元NPOが託児に協力

子連れでも観戦しやすく

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook