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さがみはら南区 スポーツ

公開日:2025.07.31

女子中学生バレー
相武台チェリッシュ、3度目の全国
全員3年生、最後の戦いへ

  • 全国優勝を誓う選手たち

 市内を拠点に活動する中学生女子バレーボールチームの相武台チェリッシュクラブが5月に横須賀市で行われた「2025年度全国ヤングクラブ男女優勝大会兼関東U―14クラブ大会 神奈川県予選会」(一般財団法人神奈川県バレーボール協会が主催)で3年連続の優勝を決めた。8月に厚木市で行われる関東大会と9月に大阪府で行われる全国大会へ出場する。

 飛びぬけて高身長の選手がいない同クラブ。低く早い攻撃が特徴だ。

 県大会で確実に優勝するため、関東だけでなく、関西や九州のチームの試合見て分析。ギリギリまで走りこんでのレシーブやフェイントの強化などの対策を練った。

 9月の全国へ向け、更に技術に磨きをかける。これまで監督やコーチがボール出しをすることが多かったが、今季は選手が積極的に練習内容を考え、実施している。3人1組で強打をレシーブできるよう、スピード重視のプログラムをこなし、チャンスボールもしっかり返せるよう、技術の精度を高めている。

 メンバー9人全員が3年生。同大会が最後の戦いとなる。練習試合前にも自主的にトレーニングや走り込みを行う。監督の杉浦清採さんも「いつの間にかやっていた」と驚くほど全国への思いが強い。杉浦さんは「メンバー全員でレギュラー争いをしている状況。誰が出てもおかしくない」と選手レベルが拮抗している様子を話す。キャプテンの小笠原希明さん(座間市立西中学校3年)は「全国大会へ絶対に出たいという気持ちが強かった。全国でも優勝したい」と意気込んだ。

クラブの増加

 県内では年々、クラブチームが増加。学校に希望の部活動がない生徒たちがクラブチームに入る傾向がある。

 公立中学校の部活動と混合で行われた県大会では、女子のベスト8のうち半分がクラブチームという結果だった。

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