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さがみはら南区 教育

公開日:2025.10.01

間近で聴くプロの音楽
夢の丘小で出前授業

  • 金管五重奏を真剣に聴く児童

 公益財団法人相模原市民文化財団による市内の小学4年生向けの「学校訪問授業」が9月16日、夢の丘小学校(当麻)で行われた。同財団と相模原音楽家連盟が主催。

 この日はトランペットやトロンボーン、ホルン、チューバの金管五重奏が担当。トランペットの村松夕芽さんが「金管楽器の演奏聴くの初めての人はいますか」と質問すると、半数以上から手が挙がった。児童は最初、楽器の音に驚いていたが、楽器の説明と共に曲を聴くにつれ興味深そうにしていた。

 リチャード・ロジャース作曲の「エーデルワイス」は金管の音色と共に児童が合唱。アンコールでは同小の校歌が演奏され、気づいた児童は積極的に歌っていた。

 終了後、児童は「高い音と低い音を使い分けていてすごい」や「(金管楽器が)唇を震わせて音を出す仕組みが衝撃だった」と楽しそうに感想を話した。村松さんは「あまり楽器を知らないと思っていたので、しっかり盛り上がってくれて嬉しかった」と語った。

市内で9校予定

 この取り組みは演奏だけでなく楽器紹介や体験などを通じ、子どもたちに生の音楽に触れる機会を提供するため、2008年度から行われている。同連盟は市内出身、在勤など相模原地域にゆかりのあるプロの音楽家たちで構成され、事業に参加している。今年度は市内9校で実施予定。

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