さがみはら南区 社会
公開日:2025.10.09
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麻溝「釣り堀」が復活
有志引き継ぐ
9月に9回目
「釣り堀遊び」が9月27日、相模原麻溝公園で開催された。
ブルーシートに散りばめられた魚の絵を釣り竿の先にあるマグネットで取るという、釣りに見立てた遊び。同所で2004年から21年まで、区内在住の野口徹也さんにより開催されていたイベントだ。野口さんが高齢により、対応が難しくなったことからイベントはそのまま終わってしまった。その話を知った舩橋真理さん=人物風土記で紹介=が「根付いているものがなくなってしまうのは寂しい」と野口さんから活動を引き継ぎ、23年に復活した。
現在900匹ほどいる魚は地域のボランティアにより作られている。最初は舩橋さんが描いた魚の絵をコピーし、手分けして色を塗っていた。絵を描くのが得意な人も加わり、ただカラフルなのではなく、実物の魚に近づけた絵や星柄のチンアナゴなどオリジナリティー溢れる魚を作っている。
9月27日に舩橋さんが担当して9回目が行われた。雨や猛暑により、半年ぶりの開催。子どもから大人まで約50組が参加し、賑わいを見せた。
参加者が書いた感想ノートには「楽しかった」や「続けてくれてありがとう」などの言葉が散りばめられていた。「久しぶりで緊張もあったが、みんなで楽しい時間を作れて楽しかった」と舩橋さんは話した。
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