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公開日:2026.10.15

〈相模大野〉さがみおおのハロウィンフェスティバル 36年の歴史に終止符 10月25日、感謝のフィナーレ

  • 来場を呼び掛ける高橋実行委員長

    来場を呼び掛ける高橋実行委員長

 相模大野の恒例イベント「さがみおおのハロウィンフェスティバル」が10月25日(日)に開催される。相模大野駅周辺が鮮やかに彩られる秋の風物詩の一つだったが、36回目の今回で最終回を迎え、その歴史に幕を閉じる。実行委員会メンバーは「感謝を込めて最後で最高のフィナーレを届けたい」とファイナルに向け着々と準備を進めている。

 年に1日、「トリックオアトリート!」の合言葉でにぎわいを見せてきた同イベント。開始したのは1990年、伊勢丹相模原店のオープンがきっかけだった。当初はパレード方式で、1000人ほどが参加するイベントだったが、街の発展とともに参加者は急増。参加者5000人、来場者は1万人を超える県内最大級のハロウィンイベントとなった。「長蛇の列ができていて危ない」などの苦情が届いた時もあったが、事前申し込み制にし参加者を分散させるなど時代に合わせて変化。安心安全に配慮して継続してきた。現在は店舗を巡るスタンプラリー方式になっている。

「無料」にこだわり

 イベントを支えてきたのは地元の商店や企業、ボランティアスタッフたち。しかし規模の拡大に伴い、ボランティアだけでは開催が困難な状況になっていった。警備や各スポットでお菓子を配布するスタッフの人件費、材料費が膨らみ、『無料』開催を維持することは限界に近づいていた。加えて、イベントに協力的だった伊勢丹が2019年に閉店。高橋健吾実行委員長は「商店街のお祭りだから、お金を取らずに子どもたちに楽しんでほしかった」と振り返る。同イベントは最後まで『参加無料』にこだわり続けてきた。そしてコロナ明け、3年ぶりに開催した際に「あと3年で幕を閉じようと決断した」という。「一度立ち止まって考えるのもいいと思った。前向きな区切りです」と添えた。

最終回も「笑顔」で

 街からは「息子たちと遠方の友達も呼んで参加していた。なくなるのは残念」(50・相模大野在住)、「相模大野中のキッズが歩き回る様子がほほ笑ましく、子どもも大人も思い出に残るイベントだった」(46・豊町在住)といった声が上がる。子どもたちからも「にぎやかでとても楽しいイベントだった」(谷口台小4年)、「お菓子をいっぱいもらえたし街もめっちゃにぎやかで楽しかった」(鶴の台小4年)などの思いが聞かれた。

 実行委員会では現在、ゴールした子どもたちに「ありがとう」の言葉と特別なお菓子、記念ステッカーを手渡しするため、クラウドファンディングでの支援も呼び掛けている。高橋実行委員長は「最終回の一日、皆さんに笑顔で楽しんでほしい」と願いを込める。

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