橋本駅周辺商店街連合会(古橋裕一会長)に加盟する22店舗が参加して、23のミニ講座を開く「得する街のゼミナール(まちゼミ)」が10月1日(水)から10月31日(金)までの1カ月間、各店で開催される。商店主らがプロならではの技や知識、使い方や考え方などを教えてくれるこの「まちゼミ」。現在、商店街の活性化策として全国で広がりをみせており、市内で開催されるのは今回が初。
「まちゼミ」は、商店主や店舗スタッフがミニ講座を開き、専門の技や知識、使い方や考え方などを教えてくれるイベント。参加店舗の存在や特長、商店主のこだわり、人柄などを知ってもらい、顧客とのコミュニケーションの場を設けることを目的として、2003年に愛知県岡崎市で初めて実施され、徐々に話題となって全国へ広がりを見せている。近隣では、町田や八王子、大和などで商工会議所が中心となって開催され、好評を博した。今回、橋本商店街協同組合、橋本南口商店会、東橋本商店会で構成される橋本駅周辺商店街連合会が主催して、市内で初めて開催される。
「買い物をするきっかけに」
同連合会では、活性化を目的に、アートプロジェクトなど個性を活かした取り組みを行っており、新たなイベントを模索する中、注目したのが、全国で広がりを見せているこの「まちゼミ」。昨年から講習会を開催するなど準備を進め、7月からは参加店舗を募集。結果、22店舗が集まった。「男のガーデニング教室」「5歳若返るメイク術」「編み込み(ヘアスタイル)の作り方」「補聴器の選び方」など多種多様な23講座が開かれる予定。古橋会長は「おもしろい講座が数多く予定されているので、これを機会にぜひ橋本に足を運んでもらい、商店街のこと、商店主のことを知ってもらいたい。商店街で人間味のある買い物をしてもらえるきっかけになれば」と期待を寄せる。
なお、参加店舗や講座内容などは、各加盟店に置いてあるチラシやHP、広報さがみはらで確認できる。詳細は、橋本商店街協同組合事務局【電話】042・772・2543へ。
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