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相原高校現校舎 96年の歴史に幕 4月から 橋本台の新校舎へ

教育

掲載号:2019年3月28日号

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冒頭に高瀬校長があいさつ
冒頭に高瀬校長があいさつ

 県立相原高校(橋本2の1の58/高瀬博昭校長)は3月22日、同校体育館で修了式を行った。リニア中央新幹線の新駅設置により、4月から新校舎に移転するため、1世紀近くにわたり慣れ親しんできた現校舎を使用する最後の機会となった修了式。高瀬校長は現校舎を離れる生徒たちを前に「この地で学んだことを誇りに将来、ここに相原高校があったということを語り継いでもらいたい」と話した。

 相原高校は1922年(大正11年)に創立。地元地権者から土地の寄付を受けるなど、設立に向けては地域住民から強い要望があった。96年間の中で送り出してきた卒業生は約1万8300人。現在は畜産科学科、食品科学科、環境緑地科、総合ビジネス科の4学科があり、全国でも珍しい、農業科と商業科を併置する専門高校となっている。加えて、橋本駅前というビルが立ち並ぶ市街地にありながら、同地区のシンボルとなっているクスノキをはじめ、豊かな自然と歴史を持ち、都会の中のオアシスとして地域住民に親しまれてきた。

 そうした中13年9月、リニア中央新幹線の新駅が橋本に決まったことに伴い、職業能力開発総合大学校跡地に移転が決定した。「移転に際し、地元の方々をはじめ様々な方に協力いただいた。4月から移転するが本校の教育方針は何も変わらないのでこれからも支援願いたい」と同校は話す。

県立高校最大の敷地に

 移転先となる新校舎(橋本台4の2の1)は、広さが現校舎の9・97 haから11・87 haへと拡大。これは県内県立高校では最大の広さになる。各学科の教棟、体育館、部室、馬小屋、牛舎、鶏舎、豚舎、堆肥舎などに加え、地域住民とのコミュニケーションの場となる直売所と見本家畜舎(ミニ動物園)を新設。同校は「教育の一環の施設なので常時使用はできないが、生徒と住民の交流の場として有効活用していきたい」と期待する。

 また、駅から離れるのでバス会社に依頼して、橋本駅からのバス便を増便。自転車通学も増えるため、生徒の安全性や利便性を考慮しながら、今後対策を立てていく。

 移転の対象となる生徒は、1年生237人、2年生227人と新入学生240人。22日には1、2年生が参加して修了式が行われた。高瀬校長は冒頭、リニア中央新幹線の社会的意義と、移転に対してのこれまでの経緯を説明。生徒に「1・2年とここで学び、各々の思いがあると思う。4月から新しい場所に移るが、この地に相原高校があったことを語り継いでもらいたい」と話した。

 4月8日(月)には新校舎で始業式が行われ、4月9日(火)の午後1時30分から入学式が行われる。

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