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相模原協同病院 橋本台移転新築へ着工 地域医療の新たな拠点に

社会

掲載号:2019年6月13日号

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地鎮之儀で鍬入れをする長嶋会長
地鎮之儀で鍬入れをする長嶋会長

 JA神奈川県厚生農業協同組合連合会(厚生連)相模原協同病院の起工式が6月3日、職業能力開発総合大学校跡地(橋本台4の1711の4の一部)で行われた。橋本駅付近へのリニア新駅設置に伴い進められてきた地域の中核病院の移転計画が、最終章に向けて動き出した。

 同院は1945年8月1日、神奈川県北の無医村解消を図るため、県農業界「相模原病院」として開院。49年3月に県厚生連に運営が引き継がれ、同年4月に「協同病院」と改称。68年に現在の名称となった。地域医療支援病院、災害拠点病院、がん診療連携拠点病院などに指定され、年間約33万人の患者が来院。市立病院を持たない相模原市にあって、地域医療の中核を担ってきた。

 2027年に東京・名古屋間の開業を予定するリニア中央新幹線の新駅が橋本駅付近に設置されることから、同駅前に立地していた県立相原高校とともに橋本台の職能大学校跡地への移転が決定。今年4月22日、同地での新築工事に着手していた。

 起工式には、関係者約100人が出席。神事式では祝詞の奏上や鍬(くわ)入れ、玉串奉奠(ほうてん)などが厳粛に執り行われ、無事故で安全な工事を祈念した。

 神事式後は会場を移して直会(なおらい)が行われ、県厚生連経営管理委員会の長嶋喜満会長が、本村賢太郎市長をはじめ多くの出席者の前で、「玉串奉奠で、この病院が無事竣工し、地域の皆様の安心した暮らしのサポートをする拠点となり、多くの方から信頼され、安心してご利用できるよう願った」とあいさつ。続いて登壇した同院の高野靖悟病院長は、「先日、職員を連れて橋本からこの地まで行進した。現場を見て、職員それぞれに、『よし、ここで頑張ろう』と希望を膨らませて帰ってきた。隣には県立高校、そしてここに協同病院。教育と医療が新しい場所で生まれることに、大変期待をしている」と述べた。

20年12月開院目指す

 新病院は鉄筋コンクリート造地上6階建て、延床面積約3万1700平方メートル、敷地面積は約7万1000平方メートル。病床数400床、診療科は35科。ER型救命救急センターなどを新たに整備する。開院予定は2020年12月。

 現病院の跡地については、売却を検討する中で、分院を設置し一部機能を残す構想が、昨年11月の市民健康教育公開講座で高野病院長から述べられている。

直会で登壇する高野病院長
直会で登壇する高野病院長
新病院の完成イメージ(同院ホームページより)
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