相模原市立公文書館の3代目の館長として活躍する 樋口 一美さん 原宿在住 61歳
公文書館を身近な施設に
○…2014年に城山総合事務所内にオープンした「相模原市立公文書館」。市内にある歴史資料として重要な公文書を適切に保存し、保存期間が満了したもののうち、後世に残すべき重要な公文書の保存及び利用などを図るため、13年に公布された「相模原市公文書管理条例」に基づき建設された。現在同館が保存するのは29774冊。中には旧津久井4町に現存した歴史的に価値の高い書も多数ある。4月からは休館日を毎週月曜から、他部署と連携のとりやすい土日祝日に変更した。「公文書を適切に保管・管理するのも大切な役割。整理されていない資料もあるので随時進めていきたい」
○…館長に就任して約1年。「図書館や博物館のように市民にとってもっと身近な施設にしたい」と願い、市民に向けたPRを計画してきた。その主力となる企画展だが、昨年行うはずだったものはコロナ禍の影響で延期を強いられた。今回は約1年振りの開催。密を避けるため、新たな試みとしてWeb企画展として市のホームぺージ上に公開する。「観覧に来る市民は専門性の高い調べものをする方が多い。どんな用途にも対応出来るよう我々も勉強しなければ」と力強い。
○…ゴルフ、テニス、スキーなど体を動かすことが大好きで、長年、市の野球部のマネージャーも務めるなど、日々忙しく動き回る生活を過ごしてきた。「じっとしているのは性にあわないのかも」と笑う。
○…旧津久井町の職員として長年奉職。相模原市と合併後は、情報公開課に配属になり、市立公文書館の新設にも中心的に携わった。「館長になったことは深い縁を感じる。市民にとって利用しやすい施設になるよう、今後も新たな発想で取組んでいきたい」
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