リニア中央新幹線の新駅設置が予定されている橋本駅南口周辺のまちづくりについて、相模原市はこのほどまちづくりガイドラインの「まちづくりの誘導方針」について素案を公表した。素案では、6つの観点から方針が示された。市では説明会を開催するなどし、広く意見を募る。
今回、公表された素案は昨年10月に発表された「まちの将来像」を実現させるための誘導方針。「まちの将来像」では、「リニアでつながる一歩先の未来を叶えるまち橋本」をコンセプトにテクノロジー、プラットフォーム、グリーンライフをキーワードにまちづくりの骨格などが示された。今回の素案は、その詳細を6項目に分けて明記したものとなる。
具体的に示された6項目は、「【1】土地利用/広域から人々をあつめ、新たな価値を創造する」「【2】交通・ネットワーク/誰もがアクセスしやすいまちをつくる」「【3】公共空間/賑わいが広がる、開かれたパブリックスペースをつくる」「【4】景観/まちの玄関口にふさわしい景観を形成する」「【5】環境/環境にやさしいまちづくりを推進する」「【6】防災/災害に強いまちづくりを推進する」。これまで示されてきた3つの鉄道駅の接続イメージを断面図で表したほか、他都市の事例を写真で紹介するなど、より視覚化して示している。
説明会を開催
市では、前回に続き、ガイドライン策定に向け、素案についてのオープンハウス型説明会を開催(表参照)。さらに、1月31日(火)までアンケートを実施し、広く意見を募る。アンケートは説明会会場、市のホームページ(広域交流拠点特設サイト)から回答できる。結果は3月中に公表の予定。それを受けて、今年8月頃にガイドライン全体のパブリックコメントの実施を目指す。市リニア駅周辺まちづくり課では「これをきっかけに橋本のまちづくりの状況を知って、一緒に考える機会になれば。ぜひオープンハウス型説明会にもお越しください」と呼びかける。
詳細、問い合わせは同課【電話】042・707・7047。
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