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さがみはら緑区 社会

公開日:2023.03.09

自治会連会長に聞く地区の魅力【2】
熊谷弘(ひろむ)会長(73歳)
津久井地区自治会連合会(61自治会 6162世帯)

溶け込みやすく住み良い地域

 ▽自治連の会長を務め丸3年。津久井に住んで約50年になる。「観光資源が豊富で、自然が豊かな地域。子育てするには最高ですよ」と話す。津久井地区はとにかく広い。面積は約122平方キロメートルで、市域の約37%、区域の約48%を占める。そのため防災の意識は高い。「広くて点在しているので、災害の際は自分たちの身は自分たちで守らないといけない」と自治会の役割を認識する。

 ▽コロナ禍で自治会活動は制限されてきたが、少しずつ戻り始めている。昨年は、地域行事やイベントに協力するとともに、11月には、自治連が主体となって防災研修会を開催。発災時のトイレ対応をテーマに見識を深めた。「災害時にトイレが使えると思ったら大間違え。簡易トイレの備蓄など、各自治会の参考になった」と振り返る。今年度は感染対策から役員のみの参加だったため、「来年度も開催し、地域の人が多く参加できるようにしたい」と見据える。

 ▽一方で地域課題に挙がるのは交通だ。「買い物に困っている人が多い。住み続けていくために支援を市に働きかけていきたい」と話す。地区の良いところは「溶け込みやすいところ」ときっぱり。自身が和歌山県出身で仕事をきっかけに津久井に移り住んだことを思い、「本当なら私は自治会長じゃないと思うんだよね。でも消防団や自治会活動を通して馴染むことができた。そういう意味で溶け込みやすくて住み良い地区だよ」

※このコーナーは橋本、大沢、城山、津久井、相模湖、藤野地区の自治連会長に各地区の魅力を伺い紹介します(全6回)。

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