(PR)
『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 その25 腰部脊柱管狭窄症について【3】
脊柱管狭窄とは、背骨に長期間の負担がかかり変形し、神経が通っている脊柱管が狭くなっている状態です。
脊柱管狭窄症の治療は大きく分けて3つに分けられます。1つは内服・点滴等による治療です。症状が出現し間もない方は改善する方も多いですが、薬で痛み・しびれを抑えているだけで根本的な治療とは言えません。
2つめはブロック注射です。症状・画像所見より悪さをしている神経に直接麻酔(ブロック)をして痛みの改善を図ります。麻酔の効果も持続時間があり、こちらも前記と同じ理由で根本的な治療とはいえません。
3つめは脊柱管狭窄という構造的な問題を解決する手術という手段です。内服等で2〜3ケ月程で症状が改善する方もいますが、内服変更あるいは増量しても1年以上症状に変化がない場合は薬剤による治療が限界なのかもしれません。痛み止めの長期服用によって腎障害・消化管障害等、体に負担をかける場合もあり、長期的な服用はおすすめしません。
病院を変えて内服を変更をする方がいますが、あまり意味はありません。なぜなら、保険診療をしている限り全国どこでも保険適用のお薬は出せるからです。保険適応外薬、治験薬でない限り特別に出せるお薬というのはありません。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック/東京都八王子市万町173の1
【電話】042・655・5566
【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
日本人1割が潜在患者「下肢静脈瘤」5月2日 |
|
|
|
|
売れています「野菜苗」4月25日 |