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さがみはら緑区 教育

公開日:2023.04.20

青和学園職員が地域探訪
青野原を歴史ウォーク

  • 道中で出合った石碑に立ち止まり、読み解こうと談義する参加者たち

 青和学園の教職員らが4月12日、青野原地区の歴史や文化について学ぶ地域研修を行った。異動などにより、地元に精通した職員が減ってしまったことに危機感を感じた榎本泰行校長が、「職員にもっと地元を知ってほしい」と企画。相模原市公文書館学芸員の井上泰さんや、教職員OBらで構成する青和学園サポーターズクラブのメンバーらの協力で実現した。

 この日のテーマは「青野原歴史ウォーク 青野原に残る中世から近代の史跡」。まず、学園の壁に飾られている、地元出身の日本画家・上原月郷の絵「鷹」について説明。その後、関所跡、山王様、嵐石仏群、永井一浩家、八坂神社、井原寺、八幡神社、殉国碑、学校の堀、龍泉寺、諏訪神社などを約3時間半かけて回った。

 大きな梨の木で知られる永井家では上原月郷の貴重な襖絵を鑑賞。作品を間近で見ながら熱心に耳を傾ける参加者の姿も見られた。龍泉寺では本堂や戦国武将・松田頼秀の書状・鞍・鎧を、諏訪神社では普段はなかなか見ることができない拝殿の中の本殿を見学。半原宮大工が手掛けた社殿彫刻の技に皆、関心した様子で見入っていた。

 参加した職員からは「日頃から通っている道だが、知らないところが多く勉強になった」「今後、総合や生活の授業に役立てたい」「参加して良かった」などの感想が聞かれた。榎本校長は「今年は青野原、来年は青根と毎年実施していきたい」と話した。

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