戻る

さがみはら緑区 スポーツ

公開日:2023.05.18

F1/エフワン角田裕毅選手
開幕から5戦 好調維持
今週末は第6戦 エミリア・ロマーニャGP

  • 「マシン的には上位とされる面々にオーバーテイクを成功させ見事後続をおさえた」と話す鈴木団長。写真はアルファロメオ、アストンマーチンらの追随を許さず先頭に立つ角田選手

  • 角田裕毅応援団のウェブサイトはコチラ

 F1で3年目を迎えた二本松出身のドライバー角田裕毅選手。ここまで5戦(【1】バーレーン/11位、【2】サウジアラビア/11位、【3】オーストラリア/10位、【4】アゼルバイジャン10位、【5】マイアミ/11位)を終え、2ポイントながら、その走りには高評価の声が多い。

「良いレース」

 5月8日に行われた第5戦のマイアミGPでは、11位でレースを終えたものの、トップレーサーとのデッドヒートは手に汗にぎる展開となった。角田選手は自身のオフィシャルサイトでレースを振り返り「良いレースでした。チームと僕の努力とリカバリーも良かったです。マシンのポテンシャルをほとんどすべて引き出せていた感覚がありました。全力を尽くしたのにポイントを獲得できなかったのは残念ですが、パフォーマンスには満足しています。(中略)ブレーキングは快適だったので、コーナーで突っ込んでオーバーテイクを重ねることができました。イモラではまたアップグレードを持ち込めるので、上手く機能して安定してポイントを獲得できるようになることを願っています」と発信している。

「できすぎ」と絶賛

 ここまでのレースについて、角田裕毅応援団の鈴木博之団長に話を聞くと、「開幕からの5戦はできすぎなくらいだと思う」と絶賛する。「ここまで健闘してくれるとは開幕前には思わなかった。マシンの能力からすると、絶対的なスピードが足りない中ですごいと思う」と話す。特に鈴木団長が着目するのはミスの少なさ。「トップ選手でもミスはするけど、ミスなくレースをして、安定している」と分析。好調の理由に「経験値の向上に伴うメンタルの成長」を挙げ、「最年少ドライバーでありながら成熟してきている。メンタルコントロールが好調を安定させていると思う」と加える。

 今週末には第6戦のエミリア・ロマーニャGPが控える。鈴木団長は、「マシン次第なところもある」と前置きした上で、「抜きどころと抜かれないようにする後続のおさえ方は見どころ。特にブレーキングによるオーバーテイクは秀逸。また、圧倒的にスピードの速い面々を後ろに従えている時に、抜かれない走りは『よくできるな』の一言」と感嘆する。

期待高まる

 鈴木団長によると、角田選手と中学、高校時代の同級生である平松雄大さん(中央区在住)が、次戦からPA(パーソナルアシスタント/個人秘書)として合流する。鈴木団長は「平松君の合流で精神的な余裕もでき、マシンのアップグレードも予定されている次戦以降は、さらに期待できる」と注目する。

 応援団では関連情報やイベント告知などを随時発信中。詳細は左記の二次元コードから。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

さがみはら緑区 ローカルニュースの新着記事

さがみはら緑区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS