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さがみはら緑区 人物風土記

公開日:2023.06.08

相模原市議会第50代議長に就任した
古内 明さん
南区在住 59歳

経済対策で未来創る

 ○…市議として5期目を迎え議長としての責任に身が引き締まる。「相模原は政令指定都市として10年以上が経ち、人口も微増しています。市の良いところを市外に発信していき、リニアによるメリットも上手にアピールしていけたら」と抱負を語る。

 ○…栃木県出身。中学では野球部に入部した。「1年間球拾いか」と思っていたところ、体が大きいという理由で柔道部顧問からスカウトされ転部。その後相撲部にも誘われ二足のわらじに。「まわし1本で恥ずかしいな」と思いながらもメキメキと頭角を現し、初めての大会、個人戦で優勝した。全国大会で宿泊した相撲部屋で横綱と出会い、握手をしたり、ちゃんこ鍋を囲んだりしたことから「おもしろい世界だ」とのめりこんだ。高校時代にスカウトを受け、東京の相撲部屋に入門し力士に。ケガで引退後、結婚し間もなく相模原へ転居した。

 ○…引退後は伯父の金属加工会社でらせん階段の手すりなどパイプを曲げる作業等をしていた。思い出に残るのは横浜みなとみらいにあるジェットコースターのようなモニュメントに携わったこと。「毎日毎日同じ形を作って新鮮な作業だった」と振り返る。完成し家族で見に行くも「お父さんが作ったんだよと言うと『またまた〜』って冗談だと思われちゃった」と目を細めた。

 ○…地元市議の後援会に所属し、後継として2007年に市議選に出馬し当選。まだ子どもが幼い中での挑戦で勇気がいったというが、妻の「せっかく声がかかったのだから」という言葉に背中を押された。注力するのは経済対策だ。「何をするにしても税収をあげていかないと。財源を生み出すための活動に力を入れています」と相模原の未来を見据えた。

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