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77年の歴史と共に 市と連携を図り新たな１歩
専任の看護師・保育士が保育
原町田にある「稲垣耳鼻咽喉科医院」が開業して77年、この10月１日に医院を建て替え新たな歴史を刻み始めた。現在の院長は三代目となる稲垣康治院長が務める。
稲垣院長は「せっかく建て替えるのであれば、地域で自分にできることを」と市内２カ所目となる病児保育室を開設。また、子育て世代を支える仕組みとしてタクシーを活用した保育園、幼稚園などの施設への病児のお迎えサービスも整えた。
新しくなった医院は、幅広い世代に負担がかからないように配慮した完全バリアフリー仕様。また順番待ちなどの負担を子どもたちに与えないようウェブを活用した自宅でできる予約や問診票の記入に加えキッズスペースの充実も図った。
「オーダーメイド医療」を心掛け、個々のニーズにあった治療を同院では提案。これからも変わりなく地域に愛される、また地域に必要とされる医院として77年の節目に、より深く地域に寄り添う姿勢を見せた。。
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