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シリーズ 106 〜新ゆりドクター通信〜 健康診断と慢性腎臓病 三成会 新百合ヶ丘総合病院
腎臓は尿へ体内の毒素を捨てる重要な臓器で、体に必要な蛋白質や血液は捨てないよう緻密にできています。この構造が壊れる病気があると徐々に毒素を捨てる能力も低下し、これを慢性腎臓病(CKD)と言います。
職場健診や自治体の特定健診では基本的に血圧測定と尿検査が行われます。早期CKDは自覚症状が乏しく検査をしないとわかりません。CKDは早期でも治療しないとその後の腎機能悪化から透析に至るのみならず、心筋梗塞、骨折等のせいで健康寿命の短縮と関連するため早期の介入が重要です。健診結果に血圧高値や尿蛋白、尿潜血陽性と書かれていても症状が無いと医療機関受診を忘れてしまいがちです。
健診の結果を見て、これらの異常がある場合は症状が無くても医療機関受診をご検討ください。
こどもタウンニュースまちだ9月27日 |
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