1818年創業の老舗和菓子店「(株)青木万年堂」(寺町/【電話】042・625・1105)では5月10日から、熊本の復興支援を願ったパッケージを施した特別商品を販売している。商品はおなじみの銘菓「葵千人」(141円税込)。熊本パッケージ版の特別商品は寺町店(寺町)、大楽寺店(大楽寺町)、セレオ八王子店(旭町)と市内カフェ3店舗で扱っている。
同社の藤堂世照(ひろてる)取締役が熊本県阿蘇郡高森町の出身であることから、社内で「何か熊本を元気づけることを」と企画された。この商品の売り上げの一部は東京中小企業家同友会を通じて、熊本県の同団体へ寄付される。「復興には地元企業の力が大切。熊本の中小企業の困っている所で役立ててもらえれば」と藤堂さん。「復興は時間がかかる。細く長く支援が続けられるように」と、商品はしばらく店頭に並ぶ予定。
なお、藤堂さんによると阿蘇郡に住む姉は5月に入っても「夜がこわい」と自宅の倒壊を恐れ、車中泊を続けているそうだ。
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