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中大体育会レポート㊤ 「強さ」身につけ復活目指す 2部降格のサッカー部

スポーツ

掲載号:2016年5月12日号

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 五輪日本代表など、多くのアスリートを輩出してきた中央大学(東中野)の体育会。そんな名門の看板を背負いながら、現在、苦境に立ち向かっている同大学の運動部を2回に渡ってレポートする。1回目は、来年創部90周年を迎える「中央大学学友会サッカー部」(手塚聡監督)を紹介する。

厳しさが足りない

 昨年11月、埼玉県で行われた専修大学との「関東大学サッカーリーグ戦(後期)1部」の最終節。「攻めきれない」「守りきれない」同部の2015年を象徴するかのようなスコアレスドローの試合だった。同部は、この試合を待たずに14年間守り続けた1部リーグからの陥落が決まっていた(12チーム中最下位)。「選手は練習など、やる事はやっているが、競技に対して今一つ厳しさが足りなかった。それが弱さになっている」と手塚監督は分析する。

 14年も1部10位(12チーム中)と下位に低迷したことから、部の再建を期待され15年2月に就任した元日本代表選手の手塚監督。就任後驚いたのが、選手の上下関係の希薄さ。「練習中も、先輩を何々君と気軽に呼ぶ姿に驚いた。仲良くするのは良いことだと思うが」と、同部OBである手塚監督は、上下関係が厳しかった自身が在籍していた当時との違いに違和感を覚えたという。

 いざ試合形式の練習が始まっても、「うまくこなしている」という感想を抱いた。「技術があるのにもったいないと思った。だから練習から実戦を意識した激しさを選手には求めた」。約100人の部員を戦力順に3チームに分け、練習の様子を見ながら随時入れ替えを行うなど、仲間であると同時に、ライバルでもあることを強く認識させた。

 試合形式の練習では多少ファアル気味でも”強いプレー”を要求。「心」の改革から着手した。ただ、就任の2カ月後にはリーグ戦が開幕。チーム開拓が進まないまま降格を受け入れる結果になった。

1年で返り咲きを

 改革2年目を迎えた今季。2部優勝を目標に掲げ、チームは1年で1部リーグへ戻る目標を立てている。「サイドスペースを生かし、広く展開することで相手を翻弄する中大のサッカーをやり続けられるかが大切になる」と手塚監督。鍵を握るのが、多くの経験を積んできた4年生。キャプテンの橋本龍馬選手(4年)は「『戦う姿勢を前面に出そう』と声をかけあっている」と話している。

 5月9日現在、2部で4位(12チーム中)につけている同部。昇格圏内の2位以内に向け好スタートを切った。

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