市内のタイル・土木業のアイストーン(株)(明神町)では、3人の若者が精力的に汗を流している。同社の職人約60人の中で20代は3人だけ。それだけに同社でも期待が大きく、それに応えるために頼もしく活躍中だ。
竹村竜太さん(25歳・写真左)は同社に入って8年。「周りの人たちに恵まれて8年続いている。タイルの仕事自体が好き。出来上がっていくのが嬉しい」と話す。阿部由良さん(29歳・中央)は既婚者で子どもが4人いる。「改修工事で綺麗になるとやりがいを感じる。形になって残るものだから、後から通ったときも感慨深い。手掛けた建物の前で自分の子どもに自慢したりも」と話す。京野尚也さん(22歳・右)は貯金のために会社の寮に住んでおり、4人部屋で暮らしているが不便は感じないという。「一見すると簡単そうに見えて、意外と細かい部分が難しい。その分、技術が身に付く」と、それぞれに「思い」がある。「形に残る」「(タイルは)目に見える仕事なので他者からの評価がダイレクト」など、職人として、それぞれ働き甲斐があるようで、若者の「職人離れ」が叫ばれる中、頼もしい姿があった。
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